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一ノ倉沢で

先日、谷川岳の一ノ倉沢に行ってきました。


剣岳、穂高岳とならぶ日本三大岩場の一つにも数えられる場所です。 


大岩壁が続いていて、その中でも特に目を引くのが中央にある衝立岩です。

一ノ倉沢への途中によい感じの練習用の岩場がありますが


マムシ岩と呼ばれる場所なので
岩の上部のやぶの部分にマムシが沢山いるそうで

ヘビが苦手な人には無理かもですね。


TENDONとは??

テンドン(TENDON)はヨーロッパ諸国やロシアをはじめ50カ国以上で販売されているロープメーカーLANEX社のブランドです。
2005年、LANEX社にそれまであった、「ダイナミックロープ」と「スタティックロープ」の品揃えの変更が行われ、TENDONが発足しました。

TENDONブランドは若いですが、世界的に有名なスタティックロープ・ダイナミックロープのブランドです。
今まで培ってきたノウハウや、大学・研究所・認定ラボとの長期的な協力、設備の開発と近代化への継続的な投資により世界中で最も多様な要望を抱くお客様へ対応できるサプライヤーとなりました。
登山用品や高所作業、軍事目的、救助活動のための保護用具の市場における世界有数のメーカーです。
今までの活動の中でTENDONは専門的および革新的なブランドとして確立されています。

ロープの性能比較表
品名太さ
(mm)
重量
(g/m)
対墜落
回数(回)
衝撃加重
(kN)
静荷重
伸縮率
(%)
動荷重
伸縮率
(%)
防水加工UIAA規格CE
認証
EN
認証
B社 タイガーユニコア 10mm10617-87.5-7.6データ
なし
データ
なし
ゴールデンドライUIAA適合規格データ
なし
データ
なし
B社 フライヤー 10.2mm10.26510-117.25-7.40データなしデータなしゴールデンドライUIAA適合規格データなしデータなし
M社 ギャラクシードライ 10.0mm10.06810-118.56データなしDryUIAA適合規格データなしデータなし
テンドン アンビション 10.2mm10.26712-137.16.136コンプリートシールドUIAA適合規格CE1019EN892
E社 オー・フレックス 10.2mm10.26588.29.535スタンダードデータなしCE0120EN892
E社 パイトン 10.0mm10.06478.99.1データなしなしデータなしCE0123EN892

ハーネスについて

こんにちわ。クライミングドットコムの笠井です。

本日はハーネスにスポットを当ててみました。

ハーネスには2種類のタイプがあります。

ダイアバータイプとレッグループタイプです。

ダイアバータイプはオムツ型の簡易ハーネスのことです。

登山の途中で使ったりするタイプでウェービングなどで作成することもできます。ロープにぶら下がらないところで使用するものになり、主にバックアップとして使用されます。登山で使用する際にかさばらないため収納がとても楽です。また靴を履いたままでも簡単に着用することができます。

レッグループタイプはレッグループがウエストベルトと別にあるものです。クライミング用ハーネスは一般的にこちらのタイプを使用します。レッグループが独立しているため、墜落時の衝撃を腰全体に分散するほか、腰掛けるような体勢で衝撃を受け止められます。ロープにぶら下がっても痛くないようにパッドがあり、
墜落時に体勢がねじれないように、ロープを結ぶ「タイインポイント」が独立しています。レッグループが調整(開放)できるものは、ダイアパータイプの様に靴を履いた後に装着できますが、
ハーネスが必要な登山をするなら、登山靴を履く前にハーネスを着用すべきです。


SBS加工とは

  SBS加工とは

●表皮に施されているSBSとは 

テンドンのクライミングロープのマスターシリーズのロープ(8.9mm以下のダブル用を除く)とアンビションシリーズ10.0mmには、SBS(シングル ブレーディングシステム)と呼ばれる独自の外皮の編み方が施されています。 

外皮は通常2本がペアになって編み込まれているのですが、SBSは1本だけの編み方によって仕上げられています。 





(通常の編み方) 



(SBS加工) 

そのことにより、抵抗が少なくなり外皮は擦れ等に対してより強い耐性を持つことになります。 

また、抵抗が少ない事は、クライマーにとっての重要事項である、ビレー操作でロープを送り出す時のスムーズなロープ運びを実現します。 

(2020年5月19日追記)

コンプリートシールド

コンプリートシールドはシース(表皮)およびコアにテフロン加工を用いて耐水性・強度を上げています。
ちなみに、テフロン加工とは、デュポン社が開発した撥水ポリマー(重合体)をロープ全体に覆う加工になります。 この加工により、水や埃、塵などの微細粒子がロープに入り込む事を防ぐだけでなく、 ロープ自体の強度や摩耗に対する耐性をも上げています。

水分はロープの構造だけでなく、単繊維レベルまで浸入します。 そのため、ロープは重くなりクライミングに適さない状態になるだけでなく、ロープの強度までも落とします。 高湿度(特に日本は高湿度!)や雪・冬などのコンディションはロープの材質に悪影響を及ぼします。
耐水性の実験
テンドン社は”コンプリートシールド加工”により、水に対する耐性を格段に高めています。 ロープを水に浮かべて(沈めて)、一定期間経過後の重量を測定したデータを以下に記載いたします。
実験ロープ
の重量
水に浮かべた(沈んだ)後の重量沈んだ
タイミング
1時間後5時間後24時間後
シールドなし
1001491581621分後
コンプリートシールド
10011412712724時間後も沈まず
この実験によりコンプリートシールドによる耐水機能の高さが証明されています。
高湿度での変化
通常、水を多く含んだロープは、乾いた状態に比べて強度が弱くなります。 特に湿った状態で雪などによりロープが凍りついた時の強度は大きく落ちてしまいます。 
90%の湿度環境に24時間放置した前後のUIAAフォールズ(耐墜落回数)を計測した実験結果を以下に記載いたします。
実験ロープ
Ambition10.5
乾いた状態での
UIAAフォールズ
湿った状態での
UIAAフォールズ
シールドなし
97
コンプリートシールド
99
UIAAフォールズの値が変わらないように、コンプリートシールドをほどこしたロープは高湿度による強度への影響はほとんどありません。
次に、90%の高湿度に24時間置き各時間の5分間ずつ雪を直接接触させたロープの前後のUIAAフォールズ(耐墜落回数)の実験結果を以下に記載いたします。
実験ロープ
Ambition10.5
乾いた状態での
UIAAフォールズ
湿った状態での
UIAAフォールズ
シールドなし
94
コンプリートシールド
97
UIAAフォールズの値がシールドなしの値は「5」落ちたのにも関わらず、コンプリートシールド加工のロープでは「2」となり、雪の状態でのコンプリートシールドの優位性が証明されています。

皆さんのロープの寿命は!?

こんにちわ!クライミングドットコムの笠井です。


ロープ1本に命を託すのがロッククライミング。
使い古しのロープではいつ切れるかわからない不安があります。

ロープの寿命
ほぼ毎日使うと仮定した場合 3~6ヶ月
毎週末利用した場合 2~3年
使用頻度が少ない場合 4~5年

と言われています。
あくまで参考ですし、使い方によってかわってきます。

が命がかかっていますのでロープの買い替えはお早めにお願いします。

クライミングロープの洗い方!

こんにちは!クライミングドットコムの笠井です。

今回は~~クライミングロープの洗い方 ~~です。

ロープに土や泥などの汚れが付着して汚くなってしまった場合のケアの仕方をご紹介いたします。 

それほどひどくないときは、陰干しして乾いた後に手ではたいて付着物を落として下さい。最も手軽な方法です。(^_^;) 

汚れがひどい場合は、大きなバケツやたらいに薄めた中性洗剤(台所用の洗剤で、野菜や果物を洗える物等)を入れてロープをつけ洗いします。 その後、ロープをたわし等をスライドさせながら通し洗いをするのですが、もしホースを固定することが出来るならたわし部分に水を当てながらこするとこすり洗いすると同時に流水ですすぐことが出来るので効率がよいです。 

もしくは、水をためたもう一つのきれいな水のバケツに入れていれてよくすすぎます。 

最後に、陰干して下さい。これは紫外線劣化を防ぐためです。 

裏技なので、ロープメーカーは推奨していませんが、私の先輩は洗いの最後で柔軟剤を使い柔軟仕上げをしていました。 

当然ですがロープは使い続けるとやはり固くなってきますので、衝撃の有無や柔軟剤を使う使わないにかかわらず程度に交換することをお勧めいたします。

資機材の消耗

こんにちは!クライミングドットコムの笠井です。


今回は資機材の消耗についてです。

先週のレスキュー講習会でプルージックの効きが悪い物がでてきました。

↓こちらがそのプルージック
※劣化でロープが硬くなっている為、円が大きくなっています。


↓こちらはまだ円が小さいですね。


※プルージックに関しては硬くなったり、傷がつたら交換してください。

↓ちなみにロープの摩擦でこのように溶けてしまうこともあります。

プルージックには大きな力が加わりますので、プルージックだけでなく使用する資機材は定期的にチェックをしなくてはなりません。

クライミングの種類

こんにちは! クライミングドットコムの笠井です。


最近はボルダリンジム気軽に室内でできるのと全身運動によるシェイプアップ効果が期待できるので、老若男女に大人気クライミングの種類について説明します。

① ボルダリング
ロープやハーネスといった確保が必要ないものをいいます。
室内だけでなく、外岩(天然の岩)で行うものもあります。
※但し専用のマットが必要になります。

② フリークライミング
自分の手足の力のみで登ることを目的としたクライミング。
登る為の器具(ハンドアッセンダー)などは使用してはならないというルールがあります。

基本的に二人一組で行います。また一般的に確保の違い で二種類の登り方があります。

1 リードクライミング
壁に用意されたアンカーに自分でロープにかけ確保を行いながら登るクライマーとビレイヤ-に分かれ装備はクライミングシューズ、ハーネス、チョーク、ビレイ器具
ボルダリングに比べ、ルートも長くなり、持久力なども要求されるので中級者向け、

2 トップロープ
リードクライミングの練習用、主に初心者向け装備はリードクライミングと一緒でルートのトップにロープが通された状態で登るのでクライマー自身が確保を行う必要なく、常に確保されている安心感もある為、クライマーはムーブに集中できる

私の勤務地東京都青梅市御岳はボルダリングの聖地です!
寒い今の時期でも多くの人がボルダリングをしに訪れます!

ボルダリング始めようかな~~

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